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第六十四番

黒石寺



巡礼日 平成二十一年三月廿日
山号・寺名 妙見山黒石寺
宗派 天台宗
所在地 岩手県奥州市水沢区黒石町字山内17
 天平元年(729)行基がこの地に至り、次年寺を建立し東光山薬師寺と号して開山したのが始まり。千年以上の歴史を持つ蘇民祭が旧正月七日から八日にかけて行われる。



寺入口    
正面に本堂。
本堂(薬師堂)    
延暦二十一年(802)頃には神宮寺だったことからか、正面欄間には注連縄がかけてあった。
本堂の屋根     
他の寺では見かけない造り。     
御供所(ごくそ)・鐘楼     
1階がご本尊に備える供物を準備するところ、2階が鐘楼となっている。梵鐘は貞享三年(1686)信者の寄進による、昭和十八年に戦争により香炉などとともに供出したが、梵鐘のみ返還された。
妙見堂     
本堂より1段高いところにある。
妙見堂狛犬     
妙見堂への石段下に鎮座。
釈迦観音堂     
瑠璃壺川     
山内川のうつ、寺下の部分を特別に瑠璃壺川と呼ばれる。蘇民祭では川の流れをせき止めて深みを作って、下帯姿の裸の男たちの清めの場となる。男たちは本堂、妙見堂とこの瑠璃壺川を三度巡る。



御朱印



あとがき
 蘇民祭の寺として有名なので、予想していたよりこじんまりしたところだった。しかしこの広くはない境内を深夜裸の男たちが巡る様はどんなだろうか。ホームページの写真によるとかなりの迫力のようだ。(黒石寺ホームページ)


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