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第六十六番

勝常寺



巡礼日 平成二十二年五月十日
山号・寺名 瑠璃光山蜜蔵院勝常寺
宗派 真言宗豊山派
所在地 福島県河沼郡湯川村大字勝常字代舞1764
 平安時代初期の大同二年(810)、法相宗徳一上人開基と伝えられている。会津中央薬師ともいわれていて30体以上の仏像を有している。建物は創建時のものは残っていないが、仏像は創建当時のものが12体あり、国宝及び重要文化財に指定されている。



薬師堂への入り口    
石柱には「村中安全」、「国家安全」、「五穀成就」、「国宝指定記念」などの文字が。
仁王門    
なんとも素朴な造り。
薬師堂     
応永五年(1398)再建。会津中央薬師堂と呼ばれる。本尊の薬師如来像は国宝。重要文化財。    
収蔵庫     
国宝の日光菩薩立像を含めて数々の仏像が納めれれている。ゆったりとした立ち姿が落ち着きを感じる。
土井晩翠ウォーナー碑     
第二次大戦中、米軍の爆撃から寺をまもったウォーナー博士の碑、土井晩翠の詩が刻んである。
本坊への参道     
本坊     
できたばかり。
本坊裏の景色     
いいですね、、、
庚申供養の碑     
境内の片隅に。
伽藍配置図     
図で講堂の位置に現在の薬師堂、金堂やや後方の位置に仁王門がある。拡大図



御朱印



あとがき
 東に磐梯山を望む会津盆地中央にこの寺がある。遠くの山にはまだ雪が残り、はるばるきたなという感慨が。創建時の建物は残らなかったが、奇跡的に30体以上の仏像が残っている。休館日があるらしいので1ヶ月程前に電話を入れておいたら、当日説明をしてくれたのがその時のお坊さんだったらしく、こちらから言う前に「電話をされた人ですか」と覚えていてくれたのに感激です。ちなみにご朱印を書いてくれたのもこのお坊さんです。


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