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第六十八番

本山慈恩寺



巡礼日 平成二十一年三月十九日
山号・寺名 瑞宝山本山慈恩寺
宗派 慈恩宗
所在地 山形県寒河江市慈恩寺31
 神亀元年(724)行基がこの地を気に入り、聖武帝に秦上、勅命により天平十八年(746)インドの僧婆羅門(バラモン)僧正開基の古刹。江戸時代には東北随一の二千八百十三石の御朱印地を有した。平安後期の仏像が十四体あり重要文化財となっている。



山門    
堂々とした建築は慈恩寺の歴史を語るようだ。
本堂    
雪囲いが全体を覆っていて、外観がわからないが、内陣には見事な仏像が、外陣の天井には天女が胸を露にした絵が鮮やかに描かれていた。
三重塔     
小振りで優美な塔。     
鐘楼     
茅葺きの屋根が古刹の雰囲気。
釈迦堂     
本堂を真ん中に、この釈迦堂と大師堂、阿弥陀堂、不動堂が並び建つ様は慈恩寺が大寺であったことが偲ばれた。
門前の様子     
人家が少なくて静かなところに慈恩寺はある。



御朱印



あとがき
 山寺から車で40分ほどでこの寺についた。他に参拝者はいなくて、寺務所に管理人がいて拝観料500円を納めて案内していただいた。現在この寺は檀家を持たず、住職は他の職業をしながら必要な時に寺にくるようになっているということだった。そのような寂しい寺だが、1200年の歴史を立ち並んだお堂と三重塔、山門などに感じることが出来た。


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