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第六十九番

長勝寺



巡礼日 平成二十二年十一月十二日
山号・寺名 陸奥国太平山長勝寺
宗派 曹洞宗
所在地 青森県弘前市西茂森1-23-8
 大永六年(1526)西郡種里村に建立されその後変遷を経て慶長十五年に津軽藩菩提寺としてこの地に移された。ここはもともと築城候補地だったようで第二の城郭としての位置ずけだったともいわれている。



寺正面    
三門の大きな屋根が見える。
三門    
嘉永六年(1629)二代藩主津軽信枚(のぶひら)建立。重要文化財。
本堂     
慶長十五年(1610)建立、中央に玄関があったが平成の修復工事により、創建当初の姿になった。重要文化財。     
嘉元鐘     
嘉元四年(1306)鎌倉執権北条貞時寄進。重要文化財。
庫裡(保存修理工事中)     
文亀二年(1502)大浦城台所を移築。重要文化財。
蒼龍窟     
元禅堂。県文化財。
蒼龍窟内部     
正面に阿弥陀如来。手前左側の白っぽい像はマルコ・ポーロと伝えられている。両側に五百羅漢(実際は百体ほど)が、案内の説明によるとこれらは明治の廃仏毀釈のおり打ち捨てられたものを集めたものだという。
霊廟     
津軽家歴代藩主霊廟。重要文化財。



御朱印



あとがき
 文化財は維持管理が大変のようだ。長勝寺も三門、本堂が終わって現在は庫裡の保存修理中だった。雪は降らなかったものの、雨の参拝となったが、これはこれでしっとりと落ち着ける。


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