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第八十六番

永観堂



巡礼日 平成二十一年十二月二十三日
山号・寺名 聖衆来迎山禅林寺
宗派 浄土宗西山禅林寺派総本山
所在地 京都市左京区永観堂町48
 仁寿三年(853)空海高弟の真紹がこの地に寺院建立、貞観五年(863)清和天皇勅許により公認され「禅林寺」と称す。7世住持永観律師の功績からいつしか永観堂と呼ばれるようになった。



総門    
江戸時代末期。
中門    
延享元年(1744)建築。
悲田の梅     
永観律師が貧病の者のための薬用や食用として沢山の梅の木を植えた名残の木。
水琴窟     
開山堂と阿弥陀堂への廊下突き当たりにある。
臥龍廊     
水琴窟から開山堂への階段廊下。地形に沿った螺旋状になっている。
唐門(勅使門)     
江戸時代末期の文政十三年(1830)再建。手前の白砂による市松模様が珍しい。勅使はこの白砂を踏んで身を清める。
開山堂     
御影堂(大殿)     
大正元年(1912)完成。浄土宗宗祖法然を祀る。
阿弥陀堂(本堂)     
慶長年間(17世紀)建立。阿弥陀如来が永観を振り向いたという故事がある「みかえり阿弥陀」(重文)を祀る。その名の通り阿弥陀如来のお顔が左を向いていて、正面からでは顔が見えないので横に回って拝むようになっている。
清和天皇御髪陵・後三条院御骨陵     
墓地最上部にある。永観堂は清和天皇勅許により禅林寺の名を賜って公認の寺となった。
多宝塔     
境内最奥の一番高いところにある。昭和三年(1928)建立。
境内図     
拡大図



御朱印



あとがき
 哲学の道の南端にある秋のモミジと「みかえり阿弥陀」で有名なお寺。季節的にモミジには遅かったが珍しい「みかえり阿弥陀」が見ることが出来た。これから参拝される方もこれだけは是非見てはいかがでしょうか。
(永観堂ホームページ)


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