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第九十七番

本妙寺



巡礼日 平成二十二年三月二十一日
山号・寺名 発星山肥後本妙寺(ほっしょうざんひごほんみょうじ)
宗派 日蓮宗六条門流
所在地 熊本市花園4-13-1
 天正十三年(1585)加藤清正が大阪にて開創。その後天正十六年(1588)熊本城内に、慶長十九年(1614)焼失にともない、先にこの地に造られていた浄池廟のあるこの地へ移転。加藤家の菩提寺。



仁王門    
大正六年信者寄進により建立。鉄筋コンクリート製。
参道    
仁王門から大本堂へ至。両側には多数の塔頭が並んでいる。
本院     
    
山門     
大本堂への入り口。掲額の「勅願道場」の文字は東郷元帥著。
大本堂     
現在のものは明治二十七年建立。
胸突雁木     
大本堂前から浄池廟への石段。176段の急勾配。現在はこの両側に整備された石段を登る。
六喜廟     
加藤清正嫡男、加藤忠広の墓所。加藤家はこの忠広の時代に徳川幕府により没収となった悲劇の人。この後は細川家がこの地を治めることとなる。
中門     
胸突雁木を上りきったところにある浄池廟の門。
浄池廟手水舎     
手水舎天井の木彫り     
浄池廟本殿     
この下に加藤清正が葬られている。明治維新の廃仏毀釈の際、取り壊されて墓碑のみだったが、明治二十七年に再建された。
浄池廟からの展望     



御朱印



あとがき
 肥後熊本の基礎を築いた加藤清正公が創立し自身の墓ともなった本妙寺。参道の桜並木は五分咲きで迎えてくれた。熊本での加藤家は清正、忠広の二代しか続かなかったが、清正公は今でも熊本の誇り。(本妙寺ホームページ)


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