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第九十九番

富貴寺



巡礼日 平成二十二年三月二十二日
山号・寺名 蓮華山富貴寺
宗派 天台宗山門派
所在地 大分県豊後高田市田染蕗2395
 養老二年(718)仁聞菩薩の開創。仁聞は国東半島に数多くの寺を開いているがそれらを総称して「六郷満山」という。富貴寺はそれらのひとつ。地区名から「蕗寺」とも称される。



参道    
駐車場から緩やかな石段を行く。
仁王門    
吽形仁王像(左側)     
素朴ななかに力強さのある石像。     
阿形仁王像(右側)     
本堂     
富貴寺大堂(ふきじおおどう)     
平安後期建立。総素木(榧カヤ)造り。九州最古の和様建築で西国唯一の阿弥陀堂。端整なシンメトリーは見飽きない。内部には大堂と同じ榧材でつくられた重要文化財の阿弥陀如来坐像がある。国宝。
傘塔婆     
鎌倉時代。
国東塔     
国東地方特有の形式。
石塔群     
大堂の周囲には多数の石塔があり春の日を浴びていた。
庚申塔・不動明王石仏・石殿     
ここは石像物がたくさんある、これらは参道入り口にあったもの。



御朱印



あとがき
 国東半島には石仏が多い。富貴寺にもこじんまりしたところに仁王像や傘塔婆、国東塔など多数あり興味深い。摩崖仏がたくさんあるようなので、富貴寺から近いところにあって有名な熊野摩崖仏を見学。途中案内所からの山道に「鬼が築いた石段」という石がゴロゴロしたところがあり、歩きにくくて息が切れてしまった。


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