2007.11.18 〜 2008.2.17
(あらすじ)
 アトラスは、天(星空)を支えいる神。どうも最近天が重くなったと感じています。それは、過去と未来に宇宙のことを知ろうとしない子供がいるせいでした。そこでアトラスは、時間の扉を開いてのぞいてみることにしました。
 すると、過去では授業中にあくびをする少年時代のガリレオ・ガリレイの姿があり、未来では、あくびをして銀河探査に行こうとしない少女マユの姿がありました。アトラスは、暗闇の中で二人を引き合わせて言いました。
 「天が重くなったのは、お前たちのせいだ」
 そして、二人に教えます。人間は太古の昔から星空を見上げ、宇宙の姿を思い描いてきたこと、それを示す絵が数々あること、天体を観測していたことを伝える遺跡があることなど…
 しかし、地球と太陽、それをとりまく星々の話になったとき、「地球が太陽の周りを動いているのよ」というマユと、「どこに証拠があるんだよ」とそれを信じないガリレオはケンカになってしまうのです。
 「いつか宇宙の姿を証明してやるからな!」
というガリレオは、元の世界へ戻されてしまうのでした。
アトラスは言います。「過去の人間が未来を知ることは、決して許されない時間の原則だからね」と・・・
 「ガリレオは大丈夫なの?」心配するマユのために、アトラスは時間の扉を開くのでした。
 そして、二人が目にしたガリレオの姿とは・・・
(声)
マユ 雪乃 五月
ガリレオ少年 高山 みなみ
アトラス 緒方 賢一