<ものがたり>
夜空を見上げても目には見えないたくさんの小さな星があります。
「ぼく」が出会った「王子さま」の星もそんな小さな星の一つなのです。
「ねえ、ヒツジの絵を描いて」
パイロットである「ぼく」が不時着した砂漠の真ん中で出会ったのはヒツジの絵を描いてとせがむ小さな「王子さま」でした。
一緒に過ごすうちに「ぼく」は「王子さま」が小さな星からやってきたことや「バラの花」の言葉に心を傷つけられて自分の星をあとにしたことなどを知るようになります。
そして地球で出会った「キツネ」がくれた「秘密の贈り物」のことも。
次第に心を通わせていく「ぼく」と「王子さま」。
しかし別れのときが訪れて・・・
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