ある日、子ぎつねが洞穴から外にでると一面の銀世界。
初めて見る雪とたわむれる子ぎつね。
母ぎつねのもとに戻った子ぎつねは、手がとても冷たいと母に訴えます。
母ぎつねはかわいそうに思い、手ぶくろを買ってあげようと思いました。
夜になり、街まで出かける二匹。
しかし、人間からひどい目にあったことのある母ぎつねは、
街の灯を見ると怖くなり動けません。
子ぎつねの手を片方だけ人間の手に変えると、
帽子屋でこの手を出して手ぶくろを買うように言います。
しかし、子ぎつねは出す手を間違えてしまいました。
子ぎつねは、無事に手ぶくろを買うことができるのでしょうか。
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