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北海道産ミヤマクワガタ ♂60o採集個体(いわゆるエゾ型である。) | |
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愛知県産70o | 北海道産60o(エゾ型) |
並べてみました右と左の第一内歯の違いがよく分かると思います。 先端の歯の大きさもかなり違いますね。 |
ミヤマクワガタ
Lucanus maculifemoratus Motschulsky
体長 | ♂42o〜79o ♀25o〜43o |
寿命 | 1ヶ月〜数ヶ月 |
形態 | ♂♀ともに赤褐色〜黒褐色で全体に微毛を持つ。 脛節の一部が赤黄色化する。 ♂は頭部の前側縁中央に横長の突起をもち上側縁から後方にかけて大きく上方に張り出す。 ♂の大顎は内側下方に向けゆるやかに湾曲し先端で2つに割れる。 地域により若干の変異が見られ特に北海道や高標高に見られるエゾ型 と言われるタイプは第一内歯の発達が悪く他の小歯と同じかそれより小さい。 |
分布 | 北海道、奥尻島、本州、四国、九州、熊毛諸島 |
生態 | 成虫は6月〜9月に出現し7月に個体数が増す。 広葉樹の樹液に集まり昼夜問わず活動する。 幼虫は広葉樹朽ち木根部や地中の倒木に見られ蛹室は朽ち木内から脱出して土中に作る。 |