さて、それでは私が自力で集めたちょっとしたセリフ集第2弾でございます!

4.アーウィンと戦う前のNPCのセリフ

バド「うっせ−悪魔だなぁ!!全力でやってやる!!行くぞーーーッ!!」
コロナ「世界を滅ぼすなんて、許されないことよ!!」
瑠璃「ふざけたことを…」
真珠姫「わたし、真珠姫です…」
レディパール「力が全てを決める!行くぞ!」
エスカデ「雄弁だな。オマエも少しは人間臭さがでてきたってことか?」
ダナエ「もういい、聞きたくない。ケリをつけましょう」
ラルク「フン、ザコが…」
シエラ「これも宿命かっ!!」
ニキータ「ナニすかしてるにゃ!!世界はオイラの金ヅルにゃ!!滅ぼさせたりしないにゃ!!」
エレ「戦うしかないのですね…」

とりあえずツッコミはなしってことで。みんなけっこう意外なセリフ言いますね…エスカデとか、もっと悪魔に対する憎しみとかに染まってるかと思った。



5.宝石泥棒編クリア後のボイド警部との会話(ネタばれでもあるので一部略)

瑠璃「サンドラを捕まえることはもう、出来ないよ…」
ボイド「なんじゃと!!それはワシへの侮辱か!」
瑠璃「いや、そうじゃなくて…サンドラは遠いところへ行っちまったんだ…」

真珠姫「…ボイドさん…」
ボイド「なに悲しい顔をしているのだね?チミは少々内気すぎるぞい!そんなんだから、あの瑠璃とかいう…」

レディパール「彼女のことは諦めろ…」
ボイド「なんじゃねチミは?」
レディパール「…………………………」
ボイド「サンドラが逃げたというのか?そんなことでワシが諦めるわけなかろうが!」

ボイド警部はレディパールとは面識がないのでこんな会話になってしまってますね;。個人的には真珠姫に何を言おうとしていたのか続きが気になる。そんなんだからあの瑠璃とかいう…何?何言おうとしたの?



6.宝石泥棒編クリア後のサンドラの挨拶

予告状(?)が落ちてくる

瑠璃「まさか!」
真珠姫「よこくじょう…?」
レディパール「………」

『蛍姫様をよろしく頼む』

瑠璃「宝石泥棒サンドラ…アイツもアイツなりに珠魅のこと…」
真珠姫「やっぱり生きてたのね…アレクサンドル…わたしたち、さいごまで…すれちがってばかり…」
レディパール「…アレク…」


ここでちょっと宝石泥棒編についての私なりの考察を書いてみようと思います。宝石泥棒編のテーマは「思いやり」ですね。相手を思いやる気持ちが涙石を産む。そして相手の傷を癒す。サンドラもきっと泣けない珠魅という種族に関して深く思い悩んでいたと思います。そして蛍姫の騎士として誠実であろうとした結果、あのような行為に走ってしまう。せつないですね…
宝石王も悪いヤツじゃないんですけどねえ。「コスモ」でサンドラの凶行に止めに入ってるし。「傷つけあうことに意味はない」って言ってくれてますしね。でも憎しみに染まっているサンドラには通じない。

サンドラ「私は許せないのです。珠魅の全てが!!何故涙を流せない?」
サンドラ「珠魅がなくしたのは涙ではないのよ…胸の核に聞いてみなさい」

珠魅がなくしたのは「思いやり」の心。蛍姫を除いた全ての珠魅がなくしたもの。宝石泥棒であるアレクサンドルも含めて。
アレクサンドルが宝石泥棒と化し凶行を重ねるに至ったそもそもの元凶はディアナ。彼女が蛍姫の命を犠牲にして戦争なんか仕掛けるから。確かにいくらなんでもそれはないだろうと思う。涙を流せるのが、癒しの力を持つのが蛍姫だけだとわかっていたら、戦争なんかしたら癒しの力の使い過ぎで蛍姫の命が危なくなる、それくらいのことわかるじゃないですか。わかっていてなお平然としてるなら、宝石泥棒編において1番許せないのはディアナの行動だったりする。

サンドラ「何故…?何故、心優しく生まれついた蛍姫が、生命を絞り取られ、死なねばならない!」
ディアナ「それが儚く生まれた珠魅の生き残る道です。彼女の承知のこと」

アレクサンドルの怒りは御尤も。それに対するディアナは思いやりのかけらもないですね。だから戦争なんかやるなって。思いやりをなくして冷たい人間になってたとしても戦争はやり過ぎだろうと思う。
そしてレディパールはといえば、「月読みの塔の誘惑者」の運命の部屋にて真珠姫に蛍姫の代わりになるよう説得します。

レディパール「真珠姫……お前の目的は、玉石の座に着くこと。蛍姫の後を継ぎ……一族のために命を削るのだ。真珠姫……お前は、己の命を涙石とし、皆に分け与えるのだ。お前の命が……尽きることになっても、涙石を作り続けるのだ」

話が複雑ですが、レディパールも「思いやり」を忘れてますね。死ぬまで涙石を作り続けろと平然として言うところが。って自分自身にですけど。
話はとんで「ティアストーン」

蛍姫「パール……核を分けてまで……私を守ろうとしないで……」
蛍姫「貴女は傷つきながらも……私の苦しみを、肩代わりしようと……その真珠の体で……」

レディパールが蛍姫を思いやる気持ちが起こした行動は核を分けて玉石の座につき、涙石を生み出すこと。
とにかく玉石の座についた珠魅が死ぬまで涙石を作り続けるっていうのが根本的におかしいよ。それにディアナが蛍姫の命のことも考えずに戦争を起こしたことに関して、誰も反対しなかったのだろうか…?
そして「フローライト」

サンドラ「フフフッたかが1000人の珠魅の命で蛍姫は元気になるのよ。蛍姫が何人の珠魅を救えるか、よくご存知でしょう?」

あの…それ、最終的には珠魅の数がゼロになってしまうと思いますが…もしかして核だけになっても涙石があれば復活するって?そうだとしても殺しては復活させ殺しては復活させ………って何かが根本的に間違ってると思いますよ、それ。アレクサンドルも珠魅に対する憎しみに染まって暴走してる…だから主人公達が止めるわけですが。
本当に珠魅のことを考えてを考えて思い悩み、蛍姫の騎士として誠実であろうとして、その為に蛍姫を宝石箱パンドラの中に閉じ込めた。瑠璃の言う通り、アレクはアレクなりに必死に珠魅のこと、蛍姫のことを考えていたのだと思います。

その結果道を踏み外してしまったアレクサンドルに私は同情的です。おそらく元は誠実な人だけに、ああなってしまったのだと思ってます。レディパールの同族を傷つけてはいけないという忠告も聞けないくらい、アレクは蛍姫の運命と、珠魅という泣けない一族に憤りを感じていたのでしょうね。
ティアストーンではサンドラがどうなったかはっきりとわからずじまいでしたが、真珠姫のセリフから察するに、どこかで生きているのでしょう。仲間を殺し続けたアレクサンドルはきっとどこか遠いところで孤独に生き続けているのでしょうね…自分の行った行為とその結果に煩悶しながら…