【死の雨(しのあめ)】現
地上に降臨した黒神(くろかみ)が降らせる災いの雨のこと。
浴びた者は石と化す。
【白(黒)の番人(しろのばんにん、くろのばんにん)】現
王墓を守る「守」のリーダーのこと。
強力な魔力の持ち主でなければ、務まらない。
白は白猫、黒は黒猫を意味する。
【シダルキン】
気を司る精霊。
歴月は9月、方位は西を指す。
【ジーネイル・モートン】現
港町ルンサームの町長で、責任感が強く、町民からの信頼が厚い。
息子イグエンが産まれる際に、妻アーシャを亡くした。イグエンを手塩にかけて育てたつもりだったものの、その実は公務でなかなか時間を過ごせなかった。
【神魔羅殿(しんまらでん)】現
神と悪魔を羅列した神殿の略。通称、古(いにしえ)の神殿と呼ばれる。
神殿内部の壁画には、太古からの神々と悪魔の闘争の歴史が描かれており、最奥部には神の剣(かみのつるぎ)が封印されている。
【シャーン地方(しゃーんちほう)】
リューク・オーフェンにおけるシャーン大陸一帯を指す。南はアーシャン海に接する港町ヌースから、東はワットリー山脈を越えた先にある港町ルンサーム、西は海上に建てられた聖都エルガンヴァーナ、北はゴルン山脈周辺までである。
現在編・過去編・大過去編の舞台である。
【獣人(じゅうじん)】現
獣と魔族の血が混ざった亜人種のこと、かつて闇の帝国が人為的に作り出したという。魔物とは区別される。
犬や獅子、牛といった獣の姿をしているが、人間のように二足歩行をし、人語を話す。