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「環境保全協定」締結

平成23年3月吉日
城山地区と小牧テクノジャンクション工業団地が「環境保全協定」締結へ。


 平成19年秋、城山4丁目(第1種低層住居専用地域)に近接した地区(大草檀の上)に、工業団地計画が発覚し、周辺の住環境に悪影響が及ぶとの危惧が大きく、住民の反対運動が起こってから、足掛け4年の月日が流れました。
 この間に、工業団地の名称は「(仮称)小牧大草工業団地」から「小牧テクノジャンクション工業団地」へと変わり、また、工業団地の管理会社として、小牧テクノジャンクション株式会社が作られました。
 このたび、桃花台城山地区と小牧テクノジャンクションKK間で「環境保全協定書」を締結する運びとなりました。偏に皆様の支えとご協力に感謝し、概要の報告を致します。

対策委員会発足まで
1 工業団地開発計画が発覚・城山4区住民へのアンケート実施
2 計画反対「白紙撤回」署名 H19.9月~11月
   4198筆が短期間に集められ、開発許可を出す小牧市に提出
3 住民説明会 H19.10.28 於:城山会館
   開発業者による説明会開催。参加住民約120名、小牧市担当者も出席
4 アンケート結果(反対93.7% 賛成3.7% その他2.6%)を市長宛に提出
5 緊急住民集会 H19.11.18
   地域住民で対策討議
6 開発許可 H19.11.28
   住民の圧倒的反対の中、小牧市は開発許可を下ろしました。
7 住民による対策委員会結成 H20.1
   城山4区役員と有志、他城山1区~5区の区長および桃花台区長会長で対策委員会を立ち上げ、工業団地開発業者と協議会の場で協議を重ねてきました。


地区計画決定まで
   地区計画は周辺環境と調和した良好な工業環境の形成と保全を目指し、H22.3.18に小牧市が制定しています。対策委員会は、その内容について事業者と協議を重ねながら、市に要望書を提出するなどの働きかけをし、いくつかの変更を引き出しました。

1 造成範囲 (H20.11合意)
   住宅地に最も近い第1区画(工業団地最北端)については、対策委員会から、再三にわたり造成の中止を求めましたが、最終的には、離隔を当初の計画の70Mから100Mに変更し、間に緑地を確保する事で、合意に至りました。
2 「近接して桃花台ニュータウンが広がり」を冒頭文中に挿入
3 非常災害応急処置の木材伐採後の速やかな補植
4 第1区画に建物の高さ制限18M


協定書締結まで
1 協議当事者の変更
  リーマンショックの影響か、当初からのダミーだったのか、進出予定企業の殆どは撤退。進出企業代表の日本電子工業KKまでもが、平成22年2月、業績不振を理由に撤退し、これまで協議の中心的位置にあった、日本電子工業子会社の三州テクノも撤退となり、協議相手は、小牧テクノジャンクションKK(代表取締役 瀧澤秀樹氏)と大和ハウス(土地所有・誘致担当)へと変わりました。
2 協定書協議の決裂
  小牧テクノジャンクションKKは、対城山地区について、先に提示していた対策委員会作成の協定書は協議の対象とせず、小牧市との協定書に準じたものにしか応じないとの姿勢でした。小牧テクノジャンクションKKと大和ハウスは城山地区と進出各企業とが個々に協定を交わす事に関しても強く反対し、平成22年6月6日、協議会に於いて、双方の意見は対立し、協議決裂となりました。
3 協議再開
  対策委員会では、法律事務所、小牧市に相談、内部協議を重ね、環境保全協定書が何も無いまま、工場進出が進んでしまう事態は避けた方が良いとの結論に到達。8月に協議再開を申し入れ、小牧テクノジャンクションKKと環境保全協定書を取り交わすに至りました。小牧市に準じた環境保全協定書を交わすについては、以下の追加項目を要望。
    ①環境マネジメントシステム14001導入に努めること
    ②操業時間制限(H19.10.28住民説明会に於ける書類に基づいて8:30~18:00)
    ③進出企業関係車両の住宅地生活道路内通行禁止
    ④コミュニケーション促進の為の協議会の設置 
 数回の協議を経て、③④について合意。①②については合意出来ませんでした。
 住民の希望に対しては不十分な結果ではありますが、現時点では最善の方法との判断に至り、3月中旬に調印の運びです。協定書写しは各区長が保管します。

 現在、工業団地では、18区画中4区画が操業中で、今後の進出企業は決まっていない状況です。対策委員会では、小牧市および「監理掌握」の小牧テクノジャンクションKKと連絡を取りながら、環境対策を監視していきますので、住民の皆様には、引き続きご協力をお願いします。


                          以上

環境保全協定が締結されました。

 平成23年3月15日、東部市民センター集会室に於いて、桃花台城山地区と小牧テクノジャンクション間の環境保全協定書および環境測定項目数値等を定めた対策書への調印が行われました。
 調印に当たっては、小牧市環境対策課小笠原氏、小牧市議会議員玉井氏、四区対策委員2名、小牧テクノジャンクション穂積氏、大和ハウス工業佐藤氏が立ち会い、城山一区〜城山五区の区長、小牧テクノジャンクション代表取締役瀧澤氏が調印しました。
 「共存共栄をはかり、住環境を悪化させないよう配慮しながらより良い工業団地の形成をはかる事」を確認し合いました。 



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