ソラヨミマスター



 ウェザーニュースをご存じだろうか。民間の気象予報会社なのだが、携帯電話の公式コンテンツやスマートフォンのアプリで見かけた方も多いと思う。
 このウェザーニュースの携帯コンテンツやスマートフォンのアプリからレポーター登録し、天気レポートを送るとポイントがもらえる。このポイントが2000ポイントに達すると小 型の観測機がもらえてしまう。

 で、その観測機がようやく届いた。

ケースにおさまっている。

本当に小型。 ポケットティッシュと比べてみた。

  手にするとホント小さい。これで風速(現在・最大・平均)、気温、体感温度、湿度、ヒートストレス指数、露点温度、湿球温度、 気圧・標高を測ることができる優れもの。オリジナル商品のようだが、ベースとなっているものがちゃんとあって、それを買おうとすると 25,000円前後する! 太っ腹なウェザーニュースさんだ。
 
 さっそく使ってみる。使い方は簡単。電源を入れるだけ。センサーが敏感なので、体や熱源になるものからは離して使わないと正しく測定できない。
 
 気温の表示。気温に関する項目は体感温度もある。風が強いと体感温度が下が るというが、実際に風にあててみても気温と同じ温度が表示される。おかしいなぁと何度もやってみたが結果は同じ。
 さまざまなサイトで調べてみると、気温が低い時しか有効ではないらしい。何度以下で有効かまでは分からず。体感温度云々が言われるのは低温の時 だからそうなのかな。



 湿度。雨が降っていると90%超すし、空調のきいた部屋だと写真のようになる。湿度のセンサーは背面に付いている。

 温度に比べて測定値が安定するのが遅いような気がする、背面(センサー)を風上に向けるか風下に向けるかでも若干違うような気がした。 どっちがいいんだろう。

 気圧。斜めの矢印が写っているが、前回の測定と比較して上がったか下がったかを表示するようだ。矢印は真上、斜め上、真横、斜め下、真下の5種類。
 
 標高。気圧から標高を出す。気圧は時間がたつと変化してしまうことから、その都度校正して使うことになる。山で使うと面白そう。

 気圧・標高どちらも表示は俊敏。エレベータに乗って見ていると表示がするする変化。東京スカイツリーのエレベーター」で見てると面白かった。 (そんなことせずとも、エレベーターに高さ表示があったが)

 風速。最大風速や平均風速も切り替えで表示できる。なんと40m/sまで計測できるから驚き! 本体の上のほうに風車のような機構が埋め込まれていて、 それで計測している。風が強いとビューーッと音を出して回転する。
 先日の台風の日に測定したら9m/sちょいだった。

 「暑いな」「寒いな」「風が強いぞ」「ジメジメするなぁ」などと感じるたびに、ついつい取りだして測定するようになってしまった。ウェザーニュースのレポートも引き続き継続中。ついつい使ってしまう、そんな観測機だ。

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