4日目
 ⇒(寝台特急カシオペア)⇒ 上野 ⇒(普通)⇒ 品川 → エプソン アクアパーク品川 → 品川 ⇒(普通)⇒ 東京 ⇒(のぞみ)⇒ 名古屋 ⇒(快速)⇒ 最寄駅 
 

 せっかくなのでダイニングカーのパブタイムも利用してみた。これまた営業開始前から行列ができていて、即満席。
 

 アルコールとおつまみにソーセージの盛り合わせをいただいて、短時間で退室。まだ待っている人がいるので、その人らに席を譲ろう。寝台列車のパブタイム利用は2回目。夕食が遅い時間に当たることが多く、意外と利用したことがなかったのだ。
 
 個室に戻りベッドメイク。座席を引き出して倒し、シーツを敷くと右の写真のようになる。2人分のベッドがL字型に配される。

 カシオペアは青函トンネルを抜けて本州へ。そろそろ寝よう。旅行も3日目。心地よい揺れも手伝って、よく眠ることができた。

 

 そして、旅行4日目の朝を迎えた。
 

 個室やラウンジカーから東北の車窓を眺め、朝食のためダイニングカーへ向かう。またまた朝から行列だったが、入店することができた。奇しくも前回の乗車の時と同じ席に通される。
  

 朝食を終えて個室やラウンジカーでのんびり過ごす。あと2時間半もすれば終点の上野に着いてしまう。

 毎回思うが はやい

 17時間の乗車。6時間は眠っていたとしてもまだ11時間ある。

 8時間の勤務より、はるかに時間の過ぎるのがはやい。

 時間とは不便なもの。早く過ぎるべき時になかなか過ぎず、過ぎてほしくない時にはとっとと過ぎ去っていく。
  
 車窓がのどかな田園風景から、だらだらと連なる市街地になってきた。スカイツリーが間近に迫ればもう上野はすぐそこ。
  

 上野駅に到着。

 暑い

 冷涼な北海道、そして快適な車内に慣れた体を東京の蒸し暑さが容赦なく襲う。上野駅の地下ホームは特に暑い。汗だくになりながら列車の撮影をし、車両基地へ回送されていくカシオペアを見送った。

 せっかく東京にいるので、すぐに帰るのは惜しい。ということで、今回は「アクアパーク品川」へ行くこととした。上野駅のコインロッカーに荷物を預けて品川へ向かう。アクアパーク品川の入場口では少々並んでいたが、すぐに入場できた。
  

アクアパーク品川の入口

画面をタッチして説明を見られるコーナー

ウミガメがゆっくり泳ぐ

人気のイルカショー

 15時。そろそろ帰ろう。上野に荷物の回収に向かうが、ひょっとして…せっかくこの時間に上野駅へ向かうなら…


 カシオペアをもう1回見てから帰ろう!

  札幌行の入線時刻が近いはずだ!
 
  実際、この日は運転日ではなかったが、団体(貸切)で盛岡まで運転されるカシオペアが走る日となっていたようで、通常の札幌行の入線時刻と同じ時刻にカシオペアが上野駅に入ってきたのだった。
 
 改めて余韻に浸ることができた。ギャラリーも多くなく、落ち着いている。発車まで見送っていたかったが、さすがにもう十分だ。帰ろう。

 往復鉄道利用だったということと、パック商品のため宿が決められてしまっているというハンデをものともせず、早朝から夜遅くまで充実させた旅行はこれにて終了。
 
 
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