3日目 宿 → 大雪山黒岳ロープウェイ → 大雪森のガーデン → 上野ファーム → 旭川 ⇒(特急カムイ30号)⇒ 札幌 ⇒(快速エアポート)⇒ 新千歳空港 ⇒(SKY766)⇒ 中部国際空港 ⇒(ミュースカイ)⇒ 金山 ⇒(普通)⇒ 最寄駅) |
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実はウチら、好きなことにはあきらめが悪い。僕らに限って、今回に限って、今日ぐらいは……都合のよい正当化がムダ足という罠へ誘う。いや、あきらめの悪さが成功へつながったこともあり、その成功体験が一層あきらめの悪さを助長しているんだという説もある。 ひょっとしたら雲の上かも。一時的にガスが取れるかもしれない。夜明けを待って、朝のロープウェイで行ってみようということになった。 |
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下のほうこそそれなりの眺望だったが |
標高1,000mを超えたところでガスの中 |
結論:全然だめ 右も左も上も下もガッスガス。眺望ゼロ。大雪山のカムイさんよ、やはり来年のあの厄介事業はボイコットさせてもらうね。仕方ない、約束だ。 |
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一瞬雲が切れた! |
高山植物が咲いていた。 |
何も見えない展望ポイントに着くと・・・・ ほんの15秒かそこらだったが、雲が切れて大雪の山々が見えた! 上の写真は慌てて撮ったものだが、山々が連なっている姿がこの写真よりももっとよく見えたのだ。近くにいたガイドさんも驚いていた。 下山して朝食。そしてチェックアウト。今日は微妙な天気予報。層雲峡を出て大雪森のガーデンへ向かう。 |
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ここにもひまわり畑 |
隣はそばの花 |
大雪森のガーデンに着いた。早いからか、天気のせいなのか意外にも混雑していない。 |
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大雪森のガーデンの入口 |
花にとまるクロスズメバチ。こういう場面でハチが刺してくることはない。 |
一面の花、花、花 |
ゆりの仲間。トンボがとまっている。 |
曇っていることもあってかきわめて涼しい。のんびり過ごすのも良いだろう。園内にはベンチがあちこちにあるので、花に囲まれて座ってたそがれるのも良しだ。 根が生えてきた。次へ向かおう。昼食を兼ねて上野ファームへ向かう。車を走らせ始めてすぐ… な、なんだ!? 前方に何か動物がいるぞ。車を停止させる。幸い後続車も対向車もない。そろりそろりと動物に近づく。その動物もこっちへやってくる。至近距離になったのでこちらは停止。 |
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おやおや! |
おぉぉっ! |
キタキツネ! |
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しまいには車の真横を通過。これがライオンならどこぞのサファリパーク。いや〜、近すぎちゃってどうしよう(笑)。 |
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この間、後続車も対向車も一切なかったのが幸いして、キタキツネをじっくり見ることができた。キタキツネは虫を追いかけていたようだ。車の後ろへ行ってしまったこともあり、観察を終了。 いやあ、何が起きるか、何に出あうか分からないこの旅。上野ファームに着いたら昼食だ。 |
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上野ファーム入口 |
7種類の野菜のキッシュプレート |
混雑していて少し待ったが昼食をおいしく摂ることができた。 ガーデン散策に出る。 |
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園内の小高い丘からの眺め |
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のんびりと園内を回っていると、不便なものが迫ってきた。そう、時間というやつだ。そろそろ旭川駅へ向かわねばならない。始発駅であるのと、天気で日程が前後する可能性があったのとで、旭川から札幌までの特急は自由席にしてある。 |
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特急カムイ |
で、早めに駅に来て正解。それでも混雑してて危なかった。 札幌で乗り換えて新千歳空港へ。帰りが遅くなるので、ここで夕食と入浴を済ませて帰るつもりでいたんだが、混雑は敵。新千歳空港内の温泉は混雑により入場制限がかかっていて利用できず。 利用できないことが入口まで行かなきゃ分からないのは非常に不親切。サイトにでも出しておいてほしいものだ。 |
最後で「ケチ」が付いた形が、旅行そのものはとても楽しめた。大雪山黒岳こそ行けなかったが、天気予報で言うほど雨は降らなかったし、お盆休み期間にもかかわらず混雑にもそれほど悩まされず、涼しい快適な3日間だった。満足満足。 |
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