朝食を済ませてチェックアウト。
今日の日程は昨日の夜におおまかに考えた程度。 まずは嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車の当日券を購入するために嵐山へ。京都駅を8時に発車する山陰線の電車に乗るため、山陰線ホームへ行くが ものすごい混雑。3連休中日が牙をむき始めたのか。 |
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まだ閑散としてみえた京都駅前だが… |
京都タワー。今日もよい天気だ。 |
嵯峨嵐山駅に着いて、嵯峨野観光鉄道の駅舎方向を見ると、既に列ができあがっているよう。やばいか!? 急いで向かう。 |
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お前らーーーーーーorz |
並んでいるうちに1号は出発、以降もどんどん売れて… |
ものすごい列になってた。軽く200人は並んでるか。以前、紅葉の時期に来た時は当日券も楽々購入できてたので、ちょっと予想外だった。 50人ぐらいはいても仕方ないと思ってたが、これでは… 朝1番のに乗る予定だったが、お話にならない。帰る直前に乗ることにした。(というか、 1時間後ようやく順番が回ってきたが、午後以降しか空席なし。) 痛い1時間のロス。混雑は敵。 気を取り直して南禅寺へ向かう。指定券購入に手間取ったのと、予定の列車に乗れないため予定変更。しかも南禅寺最寄りの地下鉄蹴上駅に 着いた時点で10時半。近くの湯豆腐の店「順正」で昼食にしようということになったが、なにせ人気店。「早めに昼食にしよう。一応、 様子だけ見ておこう」と行ってみると… 既に30組 も受付に名前を書いてやがる 11時から順次入店。待っていても何なので、それまで少しでも紅葉を見てこよう。 |
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さ、11時。店に戻る。順次名前が呼ばれ始める。大きな店なのでどんどん入れる。 あと8組!…… あと5組! まだ入れる。あと3組!!!! 店員「○○様〜。2名様でお待ちの○○様ぁ〜」 俺「………(居るなよ! パスパスパス! 繰り上げだ!)」 店員「○○様〜。おみえになりませんかぁ〜」 いない! パスだ! よっし、行け行け! 店員「では、お次・・・△△様〜」 客「はい!」 チッ、くっそー、いたのか…。もはや人として最低なレベルになり下がっていたその時、 店員「では、ここで満席と なりました。席が空き次第の案内となります。」 んぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 最低でも30分は呼ばれないだろう。あと2組、先に名前を書きたかった。それが分かれば苦労はせん…か。昨日は好調だったのに、 今日は何をしてもダメだ。 少し散策に行こう。 |
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落ち着かない散策から戻って待っていると、ようやく名前が呼ばれた。 |
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ゆどうふコース「花」 |
これは2人分だがけっこう量はあると思う。 |
大満足 ここのお庭の紅葉を少し見てから南禅寺へ。というものの、南禅寺の本堂などへは行かず、水路橋のほうへ足を向けた。 |
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朝と昼のロスが響いて時間がなくなってきた。もう1ヶ所行くのが限界だ。金戒光明寺へ向かう。 |
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水面に映る |
逆光で輝いてたが、シャッターを押す直前に陰った。 |
再び日がさす。逆光で透かすときれい。 |
怪獣がはねを広げたような形 |
時間がなくなってきた。急いで地下鉄三条駅へ。本当は三条駅まではバスで行きたかったが、経路となる道路の混雑具合が怪しいので、 確実に時間が読める自分の足を選んだ。次は嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車。乗り逃すわけにはいかない。 急いだ甲斐があって1本前の地下鉄に乗れ、JR山陰線も臨時列車があったので、予定よりも早く馬堀駅到着。歩いて嵯峨野観光鉄道の トロッコ亀岡駅へ。時間があるのでトロッコ亀岡駅の喫茶でちょっと休憩だ。 |
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のどかな風景の中、観光馬車が行く。 |
コーヒーと葛入り生あんパンで休憩 |
さ、いよいよ乗車時間。 |
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列車が入線してきた。 |
では、乗りこもう… |
今回は5号車。右上の写真のように「サ・リッチ」という表示もある。 ザ・リッチ リッチって? 他の車両(1〜4号車)と違って、側面や足元までがスッケスケであるということ。自然の息吹をリッチに味わえると いうことかと思ったが、あまりにチープな客室なので、シャレで「リッチ」と名づけたのが真相のよう。 要するに 超オープン車両 なのだ。 |
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ボックス席が並び、窓はオープン。これは全車共通。 |
側面の壁が格子! 1〜4号車はちゃんと壁になっている。 |
足元! レールが見える!!! 1〜4号車はちゃんと床だ。 |
天井はガラス張り! これも1〜4号車は普通の屋根となる。 |
こういう車両なので当日券しかない。雨だと5号車の指定券は発売されないんだって。これで雨だったら阿鼻叫喚!(1〜4号車はガラスがあり、 閉められるので大丈夫。) 乗客を乗せると列車は発車。床から何からスッケスケの車両だけに、ガタンゴトン!とジョイント音がよく響く。トンネルに入るとスゲー音だ。超ワイルド。 沿線にはモミジが色づいてきれい。乗務員の案内が軽妙だ。鬼も乗ってきて盛り上げてくれる。 |
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車窓に次々流れていく |
トロッコ嵯峨行の場合、鬼は途中のトロッコ保津峡駅で下車していく。 |
途中のトロッコ保津峡駅で鬼が下車。発車する列車を走って見送ってくれるのはもはや名物。 |
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あっという間の25分、トロッコ嵯峨駅に到着。実に楽しかった。 隣接のJR嵯峨嵐山駅から帰路に着く。京都駅方向から到着した電車からは、昨日をはるかに上回る客が降りてきて大混雑となった。やはり3連休の 中日は違う。根本的に人が多いのだ。 紅葉ざんまいの2日間はこれにて終了〜。実に充実した2日間でした。 |
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