冬の裏磐梯とフルーティアふくしま

2日目
 宿 → 郡山 ⇒(フルーティアふくしま91号)⇒ 仙台 ⇒(普通)⇒ 中野栄 ⇒(シャトルバス)⇒ 仙台うみの杜水族館 ⇒(路線バス)⇒ 荒井 ⇒(地下鉄)⇒ 六丁の目 → サンピアの湯 → 六丁の目 ⇒(地下鉄)⇒ 仙台 ⇒(東北本線・仙台空港アクセス線)⇒ 仙台空港 ⇒(ANA370)⇒ 中部国際空港 ⇒(名鉄特急)⇒ 金山 ⇒(普通)⇒ 最寄駅 
 
 
 前日は雨から逃げ切ったが、ホテルに着いた後、ホテル周辺も雨になっていた。そのまま夜を迎え…
 
 
 雨は夜更け過ぎに〜♪  雪へと変わったんだろう〜♪  


 ちょっと歌詞が違う!

 

  いやいや、違わないって。これホントやよ!
    

前日の部屋からの眺め

そして今朝…
 
 昨日も比較写真を貼ったけど、これは昨日今日の比較。

 「夜更け過ぎ」どころか、明け方の数時間で15cmとか積もったんだって。
 

レンタカーもこのありさま

道路もこの状況

 昨日は、レンタカーの4WDオプションは無駄な出費だったとか、確実な未来の様子を見られれば無駄をせずに済むのになどと悪態ついていたが、駐車場から出られず難儀している車を見て、レンタカーの4WDオプションをつけておいて助かったと思ったのでした。
 
 幹線道路とはいえ峠道もあるので早めにチェックアウトして郡山駅へ向かう。猪苗代を出ると路面の積雪は一気に減り、快調に走らせることができた。大幅早着。こんなことなら雪景色の中を走る磐越西線の列車を撮影したかったなぁ。

 今回の旅行では、宿泊場所を裏磐梯高原、猪苗代、磐梯熱海で迷った。裏磐梯高原は翌日の移動距離が最も長く、天気が荒れた場合の山道走行が不安。磐梯熱海は温泉地で郡山に最も近いが、初日にスノーシューをする裏磐梯高原から最も遠いので、早めに切り上げなければならない…。ということで、中間の猪苗代になったわけだが、最低限、高原から麓まで下りていたことだけは正解だった。裏磐梯高原と猪苗代を結ぶ道路が、大雪による倒木やら事故やらで、通行止めになっていたらしい。積雪路面を大回りさせられる羽目になっていたら、フルーティアふくしまに乗れなかった可能性があったのだ。 

 焦らないことは精神衛生上良い。信号待ち、返却手続き時間、移動…意外と細かいことの積み重ねで時間が過ぎていくことを過去の旅行で学んでいる。中学校だっただろうか。数学の速さ、距離、時間の問題で、「時速○○km/hで走る特急電車に乗り、途中の駅で時速△△km/hで走る普通電車に乗った。所要時間はどれだけか。ただし、乗換に要した時間は考えないものとする」なんて問題があったのを思い出す。旅行の時は、「乗換に要した時間は考えない」ではなく、「返却手続などの細かいことの間に時刻は進まないもの」であってほしいと思ってしまう。
  
 さて、フルーティアふくしまは既に入線していた。列車は2両編成。ボックスシートやテーブルの並ぶ車両と、飲料、乗車記念品等を販売するカウンターやフリースペースとしてのカウンター席がある車両で構成されている。
  

お決まりの「顔」写真

車内。2人掛け、4人掛けと、1人でも利用可能なカウンター型の席もある。
 
 今回は4人席である。相席であるが、相手は福島からの乗車のようで、それまでは気兼ねなしだ。

 JR関係者のお見送りを受けながら列車は発車。ほどなくしてスイーツが運ばれてきた。
 

スイーツの紹介。この時期はいちごだ。

箱に入って運ばれてくる。箱から出して撮影したところ。
 
 ホットコーヒー、フルーツジュース、スイーツがセットとなっている。他に、アイスティなどを隣の車両でおかわりできる。この時期の旬のフルーツはいちごということで、スイーツは2個ともいちごたっぷりのタルトだ。
  

もう1両はこうなっている。

東北本線の車窓。雪、晴れ、曇りと天気変化の多い車窓でもあった。

 福島に着くころにはスイーツを食べ終えていた。お隣の車両へ行って来よう。ドリンクや乗車記念品類の販売カウンターがあり、あとはフリースペースになっている。鉄的には、この車両が「シ」=食堂車になっていて、さっきまでスイーツを食べていた車両が「ハ」=普通座席車になっているのが不思議な感じ。逆のような気がするんだが、そんなこと一般の客には関係ないので良いのだろう。
   
 通常はこの列車は磐越西線で運行されているが、冬だけは東北本線を走る。今度は磐越西線でも乗ってみたいものだ。のんびりと車窓を眺めていると仙台に到着。
 
 荷物を駅の改札内にあるコインロッカーに預けると、仙台うみの杜水族館へ向かう。
 


 東北の豊かな海を実感。そして魚や動物たちに癒された。

 日帰り温泉施設で風呂と夕食を済ませて仙台駅へ。昼に預けた荷物を回収するが、改札内のコインロッカーに預けたことは正解だった。行きはJRどうしの乗継だったが、帰りは地下鉄からJRへの乗継となったので、まったく違う入口からJR仙台駅へ入ることになり、乗換時間が短い中で改札の外に荷物を預けていると面倒なことになっていた。

 雪不足でスノーシューはできないまま終わってしまったが、充実の旅行となった。満足満足。
    
 
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