春の花木・草花

アオキ

 林床に生えるミズキ科の常緑低木。葉は、肉厚で光沢があり、向かい合って付く。楕円形をしていて先が尖り、 へりに粗いぎざぎざがある。枝は、太く、樹名のように緑色で、毛がないので、すぐに分かる。

 学名はAucuba japonica Thunbで、アウクバは日本名のアオキから付けられたという。雌雄異株で、枝先に紫褐色の小さい花を付ける。写真は2004年4月20日、愛知県春日井市東部丘陵地にある 内々神社境内で写す。写真の花は、おしべだけなので雄花である。

 果実は、長さ2センチほどで、円筒形に近い楕円形。冬から春にかけて赤く 熟す。 (2004年1月12日作成、4月21日追加)
©2002−2004 Yuusuke Niinomi

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