春の花木・草花

アセビ

 ツツジ科の常緑低木。山地に生える。あしびの名で万葉の昔から知られ、ピエリス・ヤポニカ(日本の) と学名にあるように日本特産。

 漢字で書くと「馬酔木」。馬が葉などを食べると、酔ったようになるので、その名が付いたという。 木は堅く緻密なので炭にしたり、ロクロ材などに利用される。

 葉や茎に有毒成分アセボトキシンを含み、昔は煮汁を殺虫剤として役立てていたという。花は白いつぼ型で、 枝から垂れ下がり群がって付く。花に付く柄が赤いのがある。

 写真は、愛知県春日井市の東部丘陵にある「みろくの森」で、2002年3月18日に写す。


©2002−2004 Yuusuke Niinomi

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