冬の花木・草花

サザンカ

 ツバキ科の常緑小高木。日本特産で、学名もカメリア・ササンカ(クァ)。漢字で書くと、山茶花。 サザンカは、元はサンサカ(クァ)といった。漢字だけは、そのまま残ったというわけ。

 四国、九州に自生。自生種は白の一重。したがって白の一重以外は、すべて園芸種ということになる。 栽培の歴史はツバキより新しいが、1739年出版の「本草花蒔絵」に約100種の記載があるという。

 写真は2002年12月2日、我が家の庭で写す。八重の白いサザンカが、11月下旬から冬の花としては 我が家の庭でトップを切って咲き始めた。この後、赤のサザンカが咲く。 (2002年12月2日作成)

 2003年は11月5日に咲き始めた。今年は10月20日過ぎにサザンカが咲いているのを見た。昨年に比べると1ヵ月近く早い開花である。 


©2002−2004 Yuusuke Niinomi

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