冬の花木・草花

フユイチゴ

 暖地の林の中に生えるつる植物。茎は細く、地を這いまわり、立ち上がることもある。 冬に赤い実がなるからその名があるのだろう。濃緑の葉が美しい。夏から秋にかけて白い5弁の花をつけるようだが、 まだ確認していない。

 写真は2002年12月1日、愛知県春日井市東部の「みろくの森」で写す。「みろくの森」には数個所群落があった。 一つの群落は10へ平方メートルほどあり、大きな群落を作る種類のようだ。いずれも茎は立ち上がらず、 這い回っていた。一つ一つの粒が大きく、うまそうだが、甘味は少なく酸っぱい。

 2003年1月18日、岐阜県多治見市古虎渓の土岐川右岸丘陵地でも群落が、かなりの範囲で見られた。 実はすでになく、ガクだけが残っていた。2003年12月10日、春日井市の東部の丘陵地のあちこちに 群落を見つけた。 (2002年12月2日作成、2003年1月18日、12月10日改)


©2002−2003 Yuusuke Niinomi

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