夏の花木・草花

ハッカ

 シソ科の多年草。茎の断面が四角なのでシソ科と分かる。葉は向かい合って付き、先が尖り、縁に ぎざぎざがある。上下の葉は90度ずつずれてつく。両方の葉の付け根から 球状にたくさんの小さな花をつける。花冠は淡い紫か白。径4、5ミリで、深く4つに裂ける。 葉をもむと、ミントの強い香りがするので、識別できる。

 香料や薬用として古くから利用され、目薬にしたので メグサの別名がある。写真は、2003年8月31日、愛知県春日井市下市場町の県道わきの草むらで写す。 図鑑には、沼のほとりや水田わきなど湿り気のある所に生えるとあるが、写真の個体は湿り気がそれほどある とは思えない所に、数株生えていた。 ■花の拡大(2003年8月31日作成)


©2002−2003 Yuusuke Niinomi

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