松田修著の「花の文化史」によると、日本では実桃より花桃 の方が発達して、江戸時代には紅、白、咲き分け、紅桃、八重といったいくつもの品種が生まれたという。 写真のハナモモは、香嵐渓を3月28日に訪れた際、「ハナモモ」の標示板を付けられた大木が真っ白な花を 咲かせ、満開状態だったので思わず写した。かなりの古木と思われる。