ドクダミ科の多年草。水辺や湿地に生える。全体に臭気がある。6〜8月に上部の葉数枚の表が白くなり、
その葉の根元から穂状に小さな白っぽい花が咲く。花穂は、初め垂れ下がっているが、花が咲くのに伴って
立ち上がる。
半夏生は陰暦72候の一つ。夏至の3候。夏至から11日目で、陽暦の7月2日ごろに当たる。このころに
葉の表が白くなり、花が咲くので、その名がついたという。また、葉の半面が白い、半化粧だからから、とも
いう。このため、カタシログサの別名がある。
写真は2002年7月3日、愛知県春日井市の築水の森展示園で写す。