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ショウジョウバカマ

 早春の林床を彩るショウジョウバカマもユリ科である。ショウジョウバカマの名前の由来は、赤い色の花を 猩猩(しょうじょう)の顔に見立て、青い葉っぱを袴に見立てて名づけられたという。

 写真のショウジョウバカマは、愛知県春日井市内で、2002年3月9日に写す。写真のは花がピンク だが、同市内のほかの場所も含め、赤っぽいの、オレンジの濃いの、白いのがあった。ただし、白は一株見 つけただけ。

 この色の違いは花期の違いか、生長段階での変化か、はよく分からない。花期が短いので観察が十分できなかった ためである。植物の世界第4号によると、ショウジョウバカマの起源は第三紀というので、変異も多いであろうか ら、余計分からない。■橙 ■赤 ■白


©2002 Yuusuke Niinomi

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