夏の花木・草花

ヘラオモダカ

 オモダカ科の多年草。水田や沼地など水のあるところに生える。葉が根元から生え、長い柄がある。 葉がオモダカと違ってヘラのような形をしている。細かく見ると、同じ個体でも葉の形は、幅の広いの狭いの、 先が尖ったの丸くなったのと、さまざまである。

 花もオモダカと異なり、両性で、すべて同じ形をしている。がく片、白い花弁が、それぞれ3枚ある。 写真は2003年6月19日、名古屋市守山区の東谷山フルーツパークで写す。図鑑にあるおしべ 6本は確認できない。葉を写していないのは失敗であった。

 撮影時は、名前が分からなかったので放置。2003年8月12日、新聞に掲載されたアギナシの花を、 たまたま見て、似た花を写したことを思い出した。翌13日に現地を訪れ、図鑑で確認したが、花は、ほぼ終わっていた。 (2003年8月13日作成)


©2002−2003 Yuusuke Niinomi

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