アカバナ科の一年草。北アメリカ原産の帰化植物。図鑑に水田、溝など常に水のあるところに生える、
とある。細く先の尖った葉の付け根が、ひれのようになっている。
花は径が約3センチで、黄色。花びらは4枚。
ヒレのある、田に生える牛蒡(ごぼう)に似ているところから名づけられたのであろう。
写真は2002年10月5日、愛知県春日井市東部の田園地帯の水田わきで写す。古い図鑑には載っておらず、
1991年発行の1冊で同定した。渡来は古くないようだが、春日井のかなり奥地まで入り込んでいる。
不思議だ。なお、調べが必要である。
(2002年10月7日作成)