ツバキ科の常緑小高木。丘陵地のやや乾いた場所に生える。照葉樹なので、葉の表面は艶があり、縁に ぎざぎざがある。花は葉のわきに数個束になって付く。淡い黄緑白色で、径5、6ミリ。花弁は5枚で、 香りがある。 サカキのようでサカキでないところから「サカキに非ず」で、ヒサカキと言うか。北陸地方では、サカキの 代わりに神棚に供えるという。雌雄異株。写真は雄花。2004年3月20日、愛知県春日井市東部丘陵の 「築水の森」で写す。(2004年3月22日作成)