春の花木・草花

ホソバノアマナ

 ユリ科の多年草。山地の草原などに生えるようだが、わが家の庭にも生えている。苗を買ってきたり、 もらった覚えはないので、なぜ生えたのかは分からない。花被片は白で、内側に緑色の縦筋がある。写真は2003年4月 16日に写す。

 和名について、『続野草のたのしみ』(八代田貫一郎)に「古来、球根は生食し、苦味がないので、甘菜 (アマナ)と呼ぶ」とある。また、アマナの花の習性について、ある図鑑に「日が当たると開くが、雨の日や曇りの日は つぼんだままである」と書いてある。

 しかし、この解説は疑問がある。日が出ていても朝早くは閉じている。曇っていても昼ごろには開く。雨が降っていても、昼ごろは少し開く。 夕方にはつぼむので、日の光もあるかもしれないが、温度も関係があるような気がする。あるいは、 太陽の位置が関係するのかもしれない。 (2003年3月27日作成、28日改) 


©2002−2003 Yuusuke Niinomi

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