ユリ科の多年草。葉の生え際に1−3個ずつ花を付ける。花の直径は3、4センチで、6枚ある花被片は、
下から上に向かって徐々に反り返る。内側は赤紫色の斑点で覆われ、下部に黄色の斑紋がある。
花被片は、ヤマジノホトトギスのように平たく開かない。
写真は2002年9月20日、自宅の庭で写す。山地に生えるようだが、自生は、まだ見ていない。
作成忘れで公開が遅れる。(2003年8月2日作成)
2003年は、10月20日に庭で咲き出したのに気が付いた。昨年に比べ一ヵ月は確実に遅い。今年の夏は、
例年に比べて涼しく、9月に入ってから暑い日が続くという天候で、それによる影響と思われる。庭には数株ずつ
3群あるが、順次咲き、11月28日最後の群の一株が花を閉じた。
(2003年10月20日、11月28日追加)
2004年は、季節外れの台風22号が東海沖を通過した10月9日、一輪咲いたのを確認した。ことしは酷暑
で、寒暖の差が激しい年であった。11月8日で花は終わった。(2004年11月9日追加)
2005年は10月15日、数輪が一斉に開花した。ことしは花期が長い。12月に入っても咲き続け、今冬の
初積雪を見た13日も2輪、まだ何とか見られる状態で咲いていた。近年にない大雪で積雪が20センチを超えた
19日朝、一輪が何とか耐えていた。(2005年12月13、27日)
2006年は10月5日、一輪咲いているのを確認した。その後、一斉に咲き、花の付きが良かったが、11月
に入ると、花は目立って少なくなった。一株だけが11月25日までは咲いていたが、その後、確認するのを忘れ、
12月5日に気がついたときは全くなかった。
2007年10月6日、一輪咲いているのを確認した。暑さで、8月に葉が枯れたが、また盛り返し、つぼみの
付きも良い。暑さに強い草本のようだ。10月20日ごろ最盛期になり、11月1日ごろまで続く。12月14日
まで最後の一輪が残った。
2008年10月9日、2輪ほど咲いた。ことしも暑さで、8月に葉が枯れた。
2009年は、10月に咲いたが、開花日は確認していない。花はたくさん付けたが、
11月半ばには花はなくなった。最後の一輪が28日に花を閉じたが、12月2日まで
残った。
2010年10月14日、5輪咲いているのを確認した。8月に暑さからか葉が枯れたが、
復活した。2008年より勢いはよさそうだ。12月15日、一輪残っていた花が、夕方閉
じた。17日には、花が散ってなくなっていた。今年は暖かかったせいか2005年ほどで
はないが、良く持った。
2011年は10月11日、1輪開花したのを確認した。数日後、また1輪開花し、16日
ぐらいから開花が多くなり、19日には20輪を越えた。11月に入って盛りを過ぎ、7日の
立冬にはかなり少なくなった。23日の小雪には4輪が寒さ、雨の中、咲いていた。