夏の花木・草花

カキラン

 湿地特有の多年草。山渓フィールドブックス「春の野草」によると、山の草原などにも生える。 茎の先の方に10個前後の花を付ける。花の側弁は、だいだい色。唇弁の内側には紅紫色のまだら模様がある。

 花の側弁が柿の実のような色をしていることから、その名が付いた。つぼみが鈴のようなので、 スズランの別名もあるが、北海道を象徴するユリ科のスズランと紛らわしいので、普通は使わない。 写真は2002年6月16日、愛知県春日井市の東部丘陵地で写す。湿地帯で群落があった。


©2002 Yuusuke Niinomi

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