ウマノスズクサ科の多年草。写真のカンアオイの花は、東海から近畿地方東部にかけて分布する
スズカカンアオイの花と思われる。カンアオイ類はギフチョウの食草として知られる。
花は、葉柄の基部に土に埋もれたようにつく。径2センチほどの三角形状で硬く、暗紫色。土の色に似ていて
目立たない。枯れたような腐ったような
感じで、お世辞にも美しいとはいえない。
写真は2003年2月9日、愛知県春日井市の内々神社境内で写す。スズカカンアオイは愛知県東部から
岐阜県にかけての丘陵地では、それほど珍しい植物ではない。■白い花
■葉(2003年2月9日作成)