春の花木・草花

ヒメカンスゲ

 カヤツリグサ科の常緑多年草。山地の林の下の少し乾きかげんの場所に生える。冬でも、 つやのある細い葉を密生しているので、その名がある。

 カンスゲに比べ葉も幅3ミリ程度と細く、小さい。葉の間から何本も茎を立て、頂上に花穂をつける。 花穂をたたくと黄色い埃のような花粉が煙のように出る。

 写真は2003年3月26日、 愛知県足助町の巴川左岸沿いの道端で写す。カタクリ自生地内でも発見。いたるところといっていいくらい 生えていた。 (2003年3月26日作成) 


©2002−2003 Yuusuke Niinomi

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