バラ科の多年草。全体に長い毛がある。葉は小葉を持つ、深く羽状に切れ込む複葉。 花は径が1〜1.5センチ程度。黄色の5弁で、先に窪みがある。 『日本の野草』(山と渓谷社)によると、和名は川原に生え、薬用の柴胡(ミシマサイコの根を乾かした もの)に根が似ていることから付けられた。 写真は、2003年6月25日に岐阜市の岐阜薬科大薬草園で写す。同年7月16日に訪れた時も 咲いていた。花期は長いようだ。(2003年7月10日作成)