ヒルガオ科のつる性一年草。熱帯アメリカ原産で、江戸末期(1850年ごろ)に渡来した、という。
花は朱赤色で、鮮やかさと毒々しい感じが外来種を思わせる。花冠はトランペット状で、長さ2センチほどの
筒先が急に開き、五角形になっている。開いている部分の直径は1.5ミリ程度。葉がハート型なので、
同じ熱帯アメリカ原産のルコウソウと識別できる。
写真は2002年9月19日、愛知県春日井市の内津川左岸河川敷で写す。観賞用に栽培されるが、各地で
野生化している、と図鑑にあるように、見かけた場所では、かなり広範囲に繁茂していた。小さい花なので、
遠くからは見つけにくい。(2002年9月19日作成)