岐阜県加茂郡白川町水戸野にある。国道41号線から白川沿いを縫う県道下呂・白川線に入り、東白川村に
向かって車を走らせる。大正河原キャンプ場を越えて少し行くと、キャンプ場と同じ右手の白川左岸高台に見える。
1967(昭和42)年、県と市の天然記念物に指定された。案内板、日本の巨樹・巨木林(環境庁編)に
よると、旧水戸野村の庄屋渡辺家の彼岸桜で、樹齢約400年。樹高15メートル、目の高さの幹周り3.6
(3.1)メートル、枝張り7メートル。4月中旬が見ごろ。
この彼岸桜は、岐阜新聞によるとエドヒガン。近寄ることができないので、確認できなかったが、エドヒガン
で間違いないであろう。昨年から始まった地元の有志によるライトアップは、ことしは16日まで、という。
写真は2005年4月16日写す。満開から散り始めた状態。この日は土曜日で、11時過ぎに着いた。
三々五々と人が訪れ、観賞したり、写真を撮ったりしていた。観光地化していないところがいい。
(2005年4月16日作成)