春の花木・草花

ミツマタ

 ジンチョウゲ科の落葉低木。中国、ヒマラヤ原産で、室町から江戸時代に渡来した、という。 枝が三本ずつに枝分かれるところから、その名がある。樹皮が和紙の原料となる。

 葉が出るのに先立って、枝の先端に球状の花を下向きに付ける。先のとがったラッパ状の白い花 が密生、先端中央部は黄色に見える。下から見ると、蜂に巣のような感じだ。

 写真のミツマタは、下から撮影したもので、愛知県足助町の香嵐渓で、2002年3月28日に 写す。巴川の右岸道路端な どに植樹されている。


©2002 Yuusuke Niinomi

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