シソ科の一年草で、山野に生える。シソの香りを強くしたような匂いがある。全体が柔らかい毛で
覆われている。花穂が反って、なぎなたのような形をしているので、その名があるという。
淡紫色の長さ5ミリ程度の小さな一つ一つの花は、シソ科特有の形をしている。片側に偏って咲くために
反り返るようだ。観賞用としても面白い花である。特徴があるので、識別は簡単だ。
写真は2002年10月23日、愛知県春日井市の内津峠の道路沿いで写す。一角に数株あっただけでなので、
そこらじゅうにあるという花ではなさそうだ。■花の拡大
(2002年10月23日作成)