冬の花木・草花

ノボロギク

 キク科の小型の1、2年草。都市や農村の道端や畑などで普通に見られる。 ヨーロッパの原産で、渡来したのは明治の初め、といわれる。 日本の山に咲くボロギク(別名サワギク)に 花の形が似ているところから、野に咲くボロギクという意味で名づけられた。

 花は黄色の頭状花で、ふつうは筒状花で構成される。地上の茎は分岐して赤紫色を帯びる。 葉は不ぞろいに羽状に裂ける。花期は主に春から夏だが、条件が整えば年中咲く、という。

   写真は2003年2月22日、滋賀県守山市の伊勢遺跡付近の道端で写す。周辺では、いたるところで、 固まってナズナと一緒に花を咲かせていた。ナズナと相性がいいようだ。(2003年2月23日作成)


©2002−2004 Yuusuke Niinomi

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