夏の花木・草花

ノギラン

 ユリ科の多年草。礫のある日当たりのいい湿地に生える。夏に、根から生えた葉の間から20〜40センチ の茎を伸ばし、先端に総状に2〜4ミリの小さな花をたくさん付ける。花の色は薄茶色で、地味な感じ。 花びらは6枚に分かれ、先端が尖る。

  イネやムギなどの花の外殻にあるとげ状の突起を芒(のぎ)という。花びらの先が、芒のように尖っているのと、 全体の形状がランの雰囲気をたたえているので、ノギランの名が付いた。 写真は7月18日、愛知県春日井市の東部丘陵で写す。■花の拡大


©2002 Yuusuke Niinomi

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