夏の花木・草花

ノリウツギ

 山地に生えるユキノシタ科の落葉低木。葉は紫色の1〜3センチの柄に2、3枚上向きに対生する。 枝先に付く白い花序は日向の株では縦に長く円錐型に、日影の株では横に広がる。3〜5枚のガク片で 構成される装飾花がまばらに付く。

 枝の皮に粘液が含まれていて、和紙作りの過程で糊として使われることから、ノリノキの別名がある。 写真は2002年8月8日、愛知県春日井市の東部丘陵地にある「みろくの森」で写す。(2002年8月8日公開)


©2002 Yuusuke Niinomi

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