漢字で書くと翁草。キンポウゲ科の多年草。花びらのように見えるのはガクで、外側は白い毛に覆われ、
内側は暗紫色。
咲き始めは下を向いていて、だんだん頭をもたげ、上を向き花びらに見えるガクもそれにし
たがって開いていく。花が終わると、白い糸を球状に垂れたような実になる。これが翁(おじいさん)の頭髪のようにも見
えるのでその名がついた。
写真は2002年4月4日、名古屋市守山区志段味にあるフルーツパークの花壇で写した。花は上を向き
、開いているので、終わりに近い。好きな花だが、自生しているのは残念ながら見たことがない。