夏の花木・草花

オオイヌダテ

 道端や空き地に生える一年草。図鑑によると、ダテ科の仲間で最も大きくなり、高さが2メートルほどにもなるという。 花穂は太く、長いのは10センチ程度あり、垂れ下がる。花はくすんだ淡紅色、ときに白で、びっしりと密集して付くが、 白っぽい個体の方が多いという。

   写真は2002年8月22日、愛知県瀬戸市下半田川の道路わきに一株だけ生えていたので写す。 イヌダテは、よく見られるが、オオイヌダテは初めて見た。イヌダテに比べると、巨大という表現が ぴったりする。■花の拡大 (2002年8月31日作成)

 2003年8月24日、愛知県豊川市の八幡砦跡の発掘調査区域近くの荒れ地で、 白色のオオイヌダテを見かけ、 写真を撮った。図鑑によると、白っぽいのが多いとあるが、これほど白いのは初見。珍しいかどうかは分から ない。(2003年9月9日追加)


©2002−2003 Yuusuke Niinomi

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