秋の花木・草花

センニンソウ

 キンポウゲ科のつる性多年草。草にしては茎が硬い。葉のわきに直径2、3センチほどの白い花を上向きに、 たくさん付ける。十字型に4枚並ぶ花弁のように見えるのは、がく片。キンポウゲ科の花のほとんどは、 がく片が花弁のように見える。

   写真は2002年9月9日、愛知県春日井市の内津川河川敷で写す。日当たりのいい、湿気のあるところを 好むようで、堤防上を歩いていると、河川敷のところどころで繁茂しているのが目に入る。

 種子のように見える果実(そう果)には約3センチ羽毛状の尾があり、これを仙人の白いひげにたとえて 名づけられた、という。 図鑑に若葉を除く 全草有毒、あるいは花が有毒とあるので、注意したい。(2002年9月9日作成)


©2002 Yuusuke Niinomi

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