ナデシコ科の多年草。山地の湿り気のある草地などに生える。朱赤色で、5弁の花を平たく開く。
直径は3、4センチ。花びらのふちは、カワラナデシコのように、ぎざぎざはなく滑らか。花茎の節の部分が
赤黒くなることから、名づけられたという。
写真は2002年9月4日、岐阜県荘川村野々俣の沢のそばで写す。高さは15センチほど。周辺に、
まばらに数株生えていた。そのうちの一株を写したが、ややピンボケだった。原因はよく分からないが、
写しやすい花だったので、慎重さを欠いたようだ。(2002年9月4日作成)