下街道は、江戸時代、名古屋と中山道槙ヶ根を結ぶ脇往還で、延長13里20丁(約54キロ)。上街道が公道であったのに対し、庶民の道として親しまれた。14世紀前半には、夢想国師や密蔵院開山の慈妙上人も通っている。
本書は、春日井市文化財友の会の10周年事業の一つとして刊行された。平成9年度に「下街道を歩く会」を計画。参加者を募って実施。平成12年度末までに全コースを歩き、13の区間に分けて、一人歩きの案内書としてまとめられた。
A5判、76頁。春日井市文化財友の会著作・編集、村中治彦監修、平成16年3月第3版、定価800円。(売り切れました。ありがとうございました)