ヒガンバナ科の多年草。南アメリカ原産。明治の初めごろ、観賞用に渡来、野生化もしている。りん茎から
出る細くて厚みがある濃い緑色をした葉の間から花茎を伸ばし、花を付ける。花は白く、径が4センチほど。
おしべは6本、めしべは中央ではなく、偏って伸びる。
民家の庭先でよく見られ、写真も2003年9月27日に家の庭で写す。植えていないのに、いつの間にか
生え出した。アスファルトの隙間からも生えるほど強い花で、生育範囲を広げているようだ。日が落ちると、
花を閉じる習性がある。(2002年9月27日作成)