夏の花木・草花

テイカカズラ

 キョウチクトウ科のつる性の常緑木。暖地の山野で普通に見られ、ほかの木などに巻きついて生長する。 花の色は白。花冠の下部が筒状になっていて、先は深く5枚に分かれ、風車のようによじれている。 花には香がある。

 和名について、図説草木名彙辞典(柏書房)には一説に謡曲「定家」の一説によるとも、植生地の「庭下」 からとも、とある。漢字で書くと、定家葛だから前者のような気もするが、分からない。写真は、 愛知県春日井市の東部丘陵地の林の中で、2002年6月4日に写す。


©2002 Yuusuke Niinomi

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